コンサルティング2部4課 高橋 庸
コンサルティング2部 部長の池田です。
前職は商社で、繊維部門に所属していました。 百貨店などに婦人服の店舗を構えているアパレル企業様をお客様として、海外で洋服を製造し、日本のクライアントへ納品・代金回収を行う営業を大学卒業以来ずっと担当していました。
実家が同業界で会社を営んでいたこともあり、学生時代から「将来は家業を継ぐかもしれない」という方向性がありました。そこで父親からの「まずは他社で商売のイロハを学んだ方がいい」というアドバイスもあり、商社に入社してキャリアをスタートさせました。
非常にやりがいを持って仕事に取り組んでいたのですが、年数を重ねて管理職になると、1人の頑張りでは到底達成できないほど目標予算の規模が上がっていきました。一緒に働いているメンバー1人ひとりが結果を出してくれないと、目標を達成できないほど大きな責任を担うようになっていたんです。
とにかく「チームの長としての自分」と「一緒に働いているメンバー」との温度感の差が大きな課題でした。数字に対する意識や成長に対する意欲のギャップがなかなか埋まらないと感じていたんです。 そのギャップを埋めるため、とにかくメンバーを褒め、「ありがとう」という言葉を大切にしながらモチベーションを上げることに真剣に向き合ってチームをマネジメントしていました。
ですが営業部門ですので、当然トラブルや突発的な案件も発生します。対応を依頼した際にメンバーから「何か奢ってくれますか?」とか「なんで手があいているあの人ではなく、私がやらなきゃいけないんですか?」といったリアクションをされることがあり、ふと違和感を覚えました。
そこから自分自身のマネジメント力の不足が課題だと感じるようになりました。 大学院に通ってみたりコーチングを学んだりもしましたが、なかなか解決策が見つかりませんでした。そんな時に「識学」という考え方に出会い、自分の至らなかった点に対して明確な原因と解決策が分かったんです。「これを実践していけば絶対にうまくいく」という手応えを感じました。

今後の人生を見据えた時、単に「損得」といった感覚だけで仕事をするよりも、自分自身が本当に尊く重要だと思えるテーマで仕事をしたいという思いが強くなりました。1人ひとりの成長とチームの成果の両立に向き合い続けるテーマで新たに仕事をしていこうと考え、識学に転職したというのが主な経緯です。
ネガティブなギャップはありませんでした。 私は2020年1月に入社したのですが、当時はかなり積極的に採用を行っていたため同期が6名ほどいました。
本当にさまざまな業界・年齢の方がいたのですが、転職を決めたきっかけは皆自分と同じような悩みを抱えていた人たちで、本当に「仲間だ」という感覚がありました。一緒に勉強をしたり、ロープレをやってもらったり、1人ひとりが研修を修了するたびにお祝い会を開いたりと、非常にお互いを高め合える環境でした。 そうした背景もあったからか、ギャップに戸惑うようなことは全くありませんでした。
基本的には8時半に出勤します。ただ、日や週によってスケジュールはかなり異なります。 お客様のアポイントが立て続けに入る日もあれば、出張に行く週もあります。
部長職の場合、午前中は社内の承認作業や相談対応、マネジメント業務に時間を充てることが多いです。午後は自分自身もお客様を担当しているため既存顧客へのサービス提供を行い、残りの時間は新規開拓に向けた活動に充てています。新規開拓と言っても、社外の勉強会に参加したり、既存顧客から紹介いただいた方と会食に行ったり、アライアンスのお話をさせていただくことが中心です。 また、「銀行に対するネットワークの構築」や「特定の地域・業界における基盤づくり」といった、より大きな単位でのパートナーシップ開拓を担っています。 現在、こういった新規開拓業務は課長・部長以上の役職者が中心となって担っています。

直近で非常に嬉しかった事例があります。インバウンドのお客様向けにホテルやレストランのコーディネートを行っている旅行・コンサルティング関連の企業様です。 社員の9割がヨーロッパ、アメリカ、アジアなどの外国籍の方で、日本人は1割ほどという組織でした。
売上4億円までは到達したものの、そこから成長が停滞していることに課題を抱えていらっしゃいました。組織を拡大して定着率を高め、売上を伸ばすために外部の力が必要だと識学にお問い合わせをいただき、私が担当して約2年が経ちます。その結果、現在では売上4億円から20億円規模まで拡大されました。
導入前は外国籍の社員が多く価値観も多様な中で、採用コストもかかるため「離職を防ぎたい」と1対1の対話を非常に大切にマネジメントされていました。しかし個別対応が増えた結果、個人の事情や主張の強い意見が優先されやすくなり、残業や休日出勤が多い割に生産性が上がりにくい状態に陥っていたんです。
そこで識学を導入し、組織としての基準を明確にして評価制度を整えました。約20名の全社員に研修を受けていただき、社長から現場の新入社員まで識学の概念(役割や目標の捉え方など)を共有しました。その結果、急激に人員を増やさずとも残業が減り、売上が大幅に伸び、「識学のおかげです、ありがとうございました」と感謝の言葉をいただきました。
そこに至るまでは決して順風満帆ではなく、日本語が話せるという前提はあっても外国籍の社員の方々へ言葉の定義などのニュアンスを正しく伝えることに試行錯誤を重ね、通常12時間のトレーニングが15時間かかることもありました。ですが、代表の「組織を大きくしたい」という強い想いと、社員の皆様の言動の変化を実感していただけたことで、素晴らしい成果につながりました。
コンサルティング本部としては、導入から「1年」をひとつの目安としています。1年の中で「グロースアセスメント」という指標(7点以上で経営者が成果を実感する基準)を用いて変化を測定していきます。長く関わる企業様もあり、私が担当している中で1番長いお客様は創業当時から10年以上お付き合いがあります。全体の平均契約期間としては2〜3年ほどですね。
対人関係の構築力だと思います。お客様は経営者の方々が多く、経営経験のない自分がビジネスパートナーとして信頼していただくためには、相手の領域に不躾に踏み込まず、かといって遠慮しすぎて指示を待つだけの聞き役にもならず、プロとして対等に組織課題の解決へ導くコミュニケーションが求められます。会話の切り替えや間合いの取り方など、経験を通じて安定したご提案ができるスキルが身についたと感じています。
現在コンサルティング本部全体として部で10件の目標があり、5つの課があるため1課あたり2件という計算になります。部全体で達成を目指す形ですので、個人に過度な負担が偏るような厳しい個別ノルマはありません。
少し個人的な話になりますが、私の人生が大きく変わったきっかけは父の死でした。 会社を経営していた父を心から尊敬していたのですが、長男として葬儀の喪主を務めた際、父を慕う本当に多くの方々(取引先や年下の方々など)が見送りに来てくださいました。悲しかったですが、同時に非常に誇らしく、「自分もこんな風に人から信頼される人生を送りたい」と強く感じたんです。
それを機に「ありがとう」の言葉を大切に生きようと決めました。単に感謝される数だけでなく「感謝の深さ」を高めたいと思っていた中で出会ったのがコンサルティングでした。経営者の方は大きな決断と覚悟を持って費用を払い、会社を変えようとご相談くださいます。その期待に応えて成果を出し、経営者からいただく「ありがとう」の裏側には、社員の方々やそのご家族の生活、社長の人生といった非常に重みのある背景が存在します。
「識学さんのおかげで売上が上がった」「人が育った」と言っていただけること、そして「悩んでいる知人の社長を紹介したい」と言っていただけた時に、この仕事の尊さを実感します。日々の忙しさの中でも「またお役に立てるよう頑張ろう」と思える原動力になっています。
前職と比較しても曖昧さがなく極めて明確なので、非常に納得感があります。「目標に対してどのような成果を出せばどう評価されるか」「万が一未達の場合はどうなるか」がスタート時にすべて可視化されています。
前職の商社では、定量評価だけでなく定性評価もあり、評価者の主観や相性が影響する部分がありました。周りの顔色を窺うことが求められやすい環境だったと、識学に入って改めて気づきました。識学の評価制度はそうした無駄な気遣いが不要で、目の前の仕事や成果に集中できるため、非常にシンプルで働きやすいと感じています。

私の場合、入社後の流れは以下の通りでした。
入社〜3ヶ月:育成期間(研修部門)を修了
1年目:コンサルティング本部配属後、1年でシニアコンサルタントへ
2年目:課長へ昇格
5年目:部長へ昇格
現在は配属後「1年半〜2年」でシニアコンサルタントに昇格するのが標準的な育成プラン・目安となっています。
短期的な展望としては、社外向けのアライアンス開拓・仕組み化です。 具体的には「銀行ネットワーク」や「税理士のクライアント様」に向けた識学の知見展開に注力しており、スムーズに紹介が生まれる仕組みを半年後までに形にしたいと考えています。
また社内向けには、メンバーのキャリア面談を通じてそれぞれの成長や昇格をサポートし、自分のチームから新たなリーダーや役職者を輩出していくことです。 長期的な目標としては、「本部長」のポジションを目指していきたいと思っています。 より大きな役割を担うことで決裁権や影響力の幅が広がり、会社を代表して社会に価値を提供できる面白さを実感しているからです。
活躍している人に共通しているのは、「人と関わりながら良い経験や達成感を重ねてきた方」です。 自身の仕事に意義や目的を見出すことができ、前向きに成長していける方が多い印象があります。特にチームスポーツや組織での活動を経験してきた方は、「全体の成果のために自分がどう貢献するか」という視点を自然と持たれていると感じます。
また、マネジメントにおいて「思うようにいかず悔しい思いをした経験」があり、「AI時代だからこそ、人や組織のマネジメント力を磨くことが本質的で重要なテーマだ」と実感されている方は特に向いていると思います。組織変革を導く仕事ですので、そのテーマ自体に価値ややりがいを感じられるかが大切です。
これまでのご自身のキャリアを振り返り、「なぜこの業界なのか」「なぜ識学なのか」をご自身の中で整理して臨んでいただけると、より良い選択ができるかと思います。
応募後に実施するカジュアル面談は相互理解のためのフランクな場ではありますが、事前に弊社の理念やサービスの概要に目を通していただけると、より深みのある対話ができるはずです。ご自身に合う環境かどうかを見極めるためにも、ぜひホームページ等をご覧いただくことをお勧めします。
また、選考においては「明確なコミュニケーション」を大切にしています。面接では質問の意図に対してシンプルかつ丁寧にお答えいただくことを意識していただけますと幸いです。伝えたいことが多くなるお気持ちも分かりますが、識学は「誤解や錯覚のないコミュニケーション」を大切にしているため、お互いにすれ違いのない会話ができることを何より尊重しています。
上記が少しでも参考になれば幸いです。皆さまとお会いできることを楽しみにしています!
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