KYOUHEI SHIMURA マーケティング推進課 課長 / 新村 恭平

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「とにかく成長したい…!」
ストイックな若きリーダーの原動力。

お名前/入社年、役職を教えてください

新村恭平と申します。
入社年は2020年の4月で新卒入社です。
現在マーケティング推進課という全社のマーケティングを担っている部署の課長をしております。
今年で入社4年目になります。

ありがとうございます。
かなり大人っぽい印象でびっくりしました。
雰囲気や佇まいがとても落ち着いていらっしゃいます。

よく30代と言われます(笑)

悪い意味ではなく、落ち着きがすごいですね!(笑)
では早速お話伺っていこうと思いますが、新村さんは元々マーケティングを
やっていきたいという想いがあって入社されたのでしょうか。

いえ、全然そんなことはないです。
うちの組織は新卒の場合、会社で今必要なポジションに対して配属が決まるという方式なので、基本的にマーケティングをやりたかった、スキルがあったということはありません。
正直はじめはマーケティングのことはよく分かっておりませんでした。

なるほど、そもそもなぜ識学に興味を持ったのでしょうか。

ポイントは大きく2つありました。
1つ目は、他の企業にない事業内容だったこと。

就職活動中は似たような事業を行っている企業が多い印象でしたが、
識学はかなり独自性の高い事業内容で面白そうだと感じたこと。

2つ目は、とにかく成長したいな…と。
自分のスキルを高めて、能力を上げるということをとにかくやりたかった。
そんな時に識学が「社員の成長にコミットする会社」というようなメッセージを掲げていて、
自分に合うなと思い「ここだな!」と。

すばらしいですね。
新卒から自分の能力を上げたいというモチベーションを強く持たれて会社選びをされるというのは中々出来ることではないと思いますが、元々学生時代から成長意欲があったということでしょうか。

いや、そんなこともなかったかと思います(笑)
どちらかというと私は、中高含め学生時代は劣等感が強くて、
いつも自分はダメだなと思い続けていました。
だからこそこのままじゃまずいなとずっと思っていて、
この就職というひとつのきっかけで「自分を変えるんだ!」という思いで就職活動を行なっていたんです。

なるほど…!人は少なからず誰しも劣等感は抱いていると思いますが、
それをしっかりとポジティブなパワーに変えられた点が素晴らしいと感じます。
自己成長ということを掲げて識学に入社されたと思いますが、
一方で入社に際して不安だったことというのはなかったのでしょうか。

自分がついていけるのかどうか不安でした。
先ほども言ったように私は自分に自信がなく、今でも自分は能力がある人間ではないと思ってます。
私は識学新卒入社の3期生なのですが、
入社前の社員面談で識学新卒入社1期生の方とお話しする機会がありました。
今も識学で活躍されている方なのですが、当時から本当にとんでもなく優秀な方で。
その方が優秀すぎて、私はこんなの絶対無理だと思ったのと、
こんな人ばっかりの会社だったら自分なんてとんでもない…。
自分なんかが戦力にならないんじゃないか…。
そんな不安を持っていました。
もちろん、自分がこんなふうになれるのではないかという期待もありました!(笑)

ありがとうございます。
そんな新村さんは既に入社4年目。
4年働いていれば、成功、失敗など様々な経験をされてきたかと思うのですが、
何か印象深いエピソードはありますか。

入社2年目の6月に係長に昇進し、初めて部下を持ちました。
自社で運営しているオウンドメディアの編集長になりましたが、
自身としてはSEOやメディア運営含めて全くの未経験であることに加えて、
初めての部下が自分より年上の方という状況でした。
最初はあまりにも訳がわからず、流れに任せてやっていたのですが、
明らかにメディアのPV※1とCV※2のような数字にその結果が現れてしまいまして…。

かなり下がったと…?

明らかに落ちてしまいました…。
元々メディア運営は外注でプロの方に依頼していたのですが、
私が編集長になったタイミングで内製化したということも相まって。
その頃上司たちは「新村ではまだだめだ。やはり外注先に戻そう。」
という話になっていたようです(笑)
それがまず大きな失敗だったのですが、そこで本当に悔しいと感じたんです。
そしてそこからは、本当に毎日SEOの勉強をしました。
どの数字をみて、どこに集中すれば結果が出るのかというのをがむしゃらにやりました。
結論から言うとその甲斐もあって、3ヶ月程で元々の数字に戻し、半年後には元の数字の2倍、
そこからまた3ヶ月程度で3倍にまで伸ばすことができました。
これはまさにやってやったぞ!という瞬間で最高に嬉しかったです。

まさに教科書に載りそうなくらいの失敗と成功体験ですね。
大きな成功の前に挫折があって、それをバネに圧倒的に成長されたということですね。
ちなみに「がむしゃらに勉強した」というのは具体的にどれくらいやったんでしょうか。

本はもちろんたくさん読みました。
あとはとにかくずっとSEO関連のYouTubeを見続けてました。
なかじさんというYouTuberさんがいて、動画数で言うと累計100本以上出していると思うのですが、
全てみました。そしてそこから「どうやって自社メディアの運営に活かせるか」を
ひたすらメモしてまとめるということを通勤中、自宅にいる時、本当にずっとやり続けました。

なるほど、本当にずっとですね…。
ただやはりここまでのパワーを出すためには、失敗した悔しさという原動力がないと難しかったんじゃないでしょうか。

そうかもしれませんね…(笑)
もはや悔しいというよりも、この状況どうにかしないと俺やばいな…。
という焦りや恐怖だったかもしれませんね(笑)
明らかに私のせいじゃないですか。この状況は(笑)

でも結果として内製化して新村さんに任すという会社がした判断が正しかったということですね。

はい、すごいありがたい経験をさせていただいたと思っております。

本当に素晴らしい経験でしたね。
さて、今そんな経験を経てまたさらに役職が上がり、課長になられたと思いますが、
当然それに伴って、管掌領域が広がったり、部下も増えた状況かと思います。
現在の課長職はどのように感じていますか。

課長には昇進したばかりなのですが、まさにまた、結果が出ないというのが起こってます…。

また壁が出てきましたね…!(笑)

はい(笑)現れました。
弊社は3月から新たな期になっているんですが、実は僕が課長になったこのタイミングで、
会社のマーケティング予算がものすごく増えたんです。
なので予算を使う先や使う量が圧倒的に増えました。
これを今まで同様または、それ以上に費用対効果を良くするというのがミッションなのですが、
かなり苦戦しています。

先程の話では、元々オウンドメディアの編集長をされていて、
その時はオウンドメディア自体の集客であったり、CVというところも見てきた。
そして今は、会社全体のマーケティングというところまで範囲が及び、
見る視点が広く、遠くなったという感じでしょうか。

まさにそうです。
今までのポジションでは、オウンドメディアのPVやCVが私の責任範囲でした。
例えばLPのちょっとした文言の改善などによって評価されていました。
しかし今では、もっと長期的な視点で、会社の売上利益に直結したマーケティングを見なければならなくなった。という状態です。

なるほど、いよいよ会社の経営に直結するような話も出てきたのですね。
中々難しく、大変なステージになったと思いますが一方で良かったことはありますか。

元々係長時代からかなり裁量を持たせてもらっていたのですが、
課長になってから金額も含め相当裁量が増えたことです。
ビジネスプロセス全体をみて、それを良くするための権限を貰えているといったイメージです。
しかしそれと同時に、自由であること、決めていいことが増えることが如何に大変か、タスクに落とし込まれて降りてくる仕事が如何にありがたいかをまさに実感しています。

本当におっしゃる通りですよね。
ここまでお話を聞いていて新村さんは壁に当たっても、乗り越えていくパワーがすごいなと感じております。そんな新村さんは学生時代、どんなことをされていたのでしょうか。

学生時代はインターンを2年半くらいやっていて、それはかなりしっかり打ち込んだと思います。
5人くらいの小さな人材会社で、新規開拓をひたすらやっておりました。
テレアポをとにかくして、採用担当に繋いでもらい、
採用担当に対して「うちの会社でもこのような人材を紹介できますよ!」といったゴリゴリの営業です。
その契約、紹介フィーが時給+αインセンティブとしてもらえるというものです。
大学時代はほとんどそれに明け暮れたという感じですね。

なるほど、今とは全然毛色の違うお仕事ですね。
その時の経験が今に生きているなと思うものはありますか?

具体的にこれというものは思い浮かびませんが、
やっぱりある程度自信がついたというのはあります。
先程言ったように私はずっと劣等感がすごくて、特に大学に入学した時がピークでした。
受験で自分の行きたい大学にもいけず、かといって浪人もできず色々なことに妥協していた時期で。
気持ちは半分腐っていました。全然気力も起きなかった。

そのときに流石に何かやらなきゃやばいと思っていて。
自分のコミュニケーション能力の低さも課題に感じており、
じゃあコミュニケーション能力をつけるには何をすればいいのかなと考えたときに、
かなり嫌でしたが一度営業を本気やってみようかなという流れで飛び込んでみました。

最初は電話一本かけるにも声が震えました(笑)
そこからは数をこなして慣れるというのをやって、少しずつ結果が出るようになって。
そして自分ひとりで月間、何百万円という売上が立てられるようになったんです。
そこで初めて「自分は社会でも最低限、なんとかなるかもしれない」
と思えて、それがすごく自信に繋がったんです。
それが今社会人になって、どれだけ失敗しても、まあ最低ラインまでは自分なら持っていけるはず…。
という心の砦になっている感じですね。

なるほど。しきりに自信がないとおっしゃっていますが、
新村さんは昔から、自分を俯瞰でみることや自身に今必要なことを見極め、
そこに愚直に取り組むという能力が非常に長けているんだと感じました。
非常にストイックだなと…。

そんなことはないと思います(笑)
本当に自信がなくて一生懸命やっていると言う感じですね。

そんなストイックな新村さんはお休みはどのように過ごされているんでしょうか。

まず、休みはしっかり取っています。
僕はスポーツ全般が好きなので、社会人になってからテニスを始めました。
今はやってませんが去年までずっとボクシングもやっていました。
また、ジムにはほぼ毎日行ってますね。ジムに関しては平日も行ってます!

やはり…圧倒的にストイック…!(笑)

そうなるかもしれませんね(笑)
テニスに関しては、社会人になると個人で始められるスポーツも限られてくると思うんですけど、
近くでスクールみたいなものを探すと近場にあったのでとりあえずやってみました!(笑)

体を動かす以外のことはなにかありますか?

それ以外だとサウナですね(笑)

ストイックじゃない回答を求めてたんですが、また追い込んでる…。(笑)

そうですね(笑)
ジムの終わりに行ったり、有名なところに行ってみることもあります。

なるほど。なんというか、人生を桜花されているというか、まぶしいです(笑)
学生時代はインターンで弱点と向き合い、自信をつけた。
社会人になってからは壁を乗り越えて、しっかり成長した。
そして今は課長となり、新たな壁に直面して日々頑張っている。
プライベートでは毎日ジムで汗を流し、新しいスポーツにもチャレンジする。
なんか、美しすぎますね(笑)

まとめると確かにそうですね(笑)
ただやっぱり根本的に自信がないので、
それくらいやらなきゃ人並みになれないという恐怖と常に戦っていて、
それをすごく楽しんでいるというよりやらなきゃ!という気持ちが毎日強いです。
常に必死に食らいついているというか…。

なんというか、大成される方って常にチャレンジしているというか、
現状に満足しない、むしろまだまだだ!と思ってらっしゃる方が多いイメージです。
そういう意味では、新村さんは大物になりそうな感じがしますよね!

メッセージ

それでは最後に、今見てくださっている方(ストイックじゃない方もたくさんいます…!)
に一言メッセージをいただけますでしょうか!

識学は多くの人にとって働きやすい環境だと思います。
ルールが明確なので自分が今、何を求められているのかも明確。
上司が何を求めているかわからない不安や、何をしたらいいのかわからない不安みたいなものが一切存在しないので、余計な迷いやストレスがなく働ける会社だと思います。
混沌とした、曖昧な指示や状況に疲れてしまったような方にはぴったりだと思います。
あとは新卒の方だと、どんな会社がいい会社なのかに迷うと思うのですが、
あくまで私の意見としては「自分の不足」に対して気付きを与えてくれる会社を選ぶのが良いかと思います。
目先の利益を取りたいという方であればまた話は変わると思いますが、
長い社会人生活では自身のスキルアップというのは必須だと思います。
しかし、どこが弱いのか、何をすればいいのかを見つけるのは中々大変だと思います。
そういった意味では、識学という会社はまさにそれを明確にして、取り組ませてくれる会社なので、
成長をしたいと考えている方には最適な会社だと思っています。

どうしても会社も優秀な人欲しさに「楽しい」「風通しのいい」を押し出すアピールをしてしまいがちですが、識学は「自分の不足」が見つかり、成長させてくれる会社だということがよくわかりました。
インタビュー、ありがとうございました!

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